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2012/02/10

下山の思想

Tweet ThisSend to Facebook | by ブックランド店長
下山の思想幻冬舎
幻冬舎新書
五木 寛之 著
税込 777円

どんなに深い絶望からも人は起ちあがらざるを得ない。
すでに半世紀も前に、海も空も大地も農薬と核に汚染され、それでも草木は根づき私たちは生きてきた。しかし、と著者はここで問う。再生の目標はどこにあるのか。再び世界の経済大国をめざす道はない。敗戦から見事に登頂を果たした今こそ、実り多き「下山」を思い描くべきではないか、と。
「下山」とは諦めの行動でなく新たな山頂に登る前のプロセスだ、という鮮烈な世界観が展望なき現在に光を当てる。

新聞等で紹介され、さらに注目が集まっています。

 


16:30 | 新書 教養
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